
手荒れにはワセリンがいいって聞いたから使ってみたんだけど、余計にかゆくなって悪化してる気がする…。
ワセリンは手荒れに効くんじゃないの?
こんなお悩みをお持ちの方に向けて記事を書いています。
わたしはワセリン愛好者です。手荒れもちなので、長年に渡って毎日のようにワセリンを使っています。
ワセリンが手荒れに効くことはネットやブログでもたくさん書かれているのですが、実際にワセリンを使ってみたら手荒れが悪化した…!という声も聞きます。
もしかすると、それはワセリンの選び方や使い方に問題があるかもしれません。
実際にわたしもワセリンを使いたての頃、間違った使い方をしていて、手荒れを悪化させてしまった経験があります。
でも、正しい知識を知って適切に使用すれば、ワセリンほど手荒れにいい保湿剤はないと思っています!
そこで今回は
といった内容でお送りします!
わたしもひどい手荒れに長年悩まされましたが、いちばんおすすめできる保湿剤がワセリンです。
新型コロナの影響でアルコールや手洗いの機会が増え、手荒れで悩んでる方も多いことと思います。手荒れはほんとに辛いので、この記事を読んだ方の手荒れが少しでも良くなること願っています。
手荒れにワセリンを使ってみたけど、悪化した!なんで?
わたしは以前の記事でも「手荒れのケアにはワセリンがいちばん!」であることをご紹介しています。
ワセリンは手荒れを優しくケアする保湿剤
ワセリンは自然にある原油を精製してつくられている保湿剤です。市販されているハンドクリームとは違い、余計な化学成分が入っていないシンプルなものなので、手荒れを優しくケアできます。
高い保湿力が何よりの魅力ですが、ワセリンのメリットは保湿力だけではなく
などなど、かなり優秀な保湿剤なんです。
でも、気を付けないと悪化する可能性あり
しかし、実際にワセリンを使ってみたら手荒れが悪化してしまう方がいます。「自分にはワセリンが合わなかったんだ…」と使用をやめてしまう前に、ちょっとだけ待ってください!
もしかすると、それはワセリン自体が悪いのではなく、ワセリンの使い方や選び方が間違っているからかもしれません。
というのも、実際にわたしがそうだったからです。
次にご紹介する原因に当てはまっているかどうか確認してみてください。
それでもどうしても「合わない」と感じる場合には、最後にワセリンよりも優しい成分の保湿剤をご紹介しますので、そちらも参考にしてみてください。
手荒れにワセリンを使って悪化してしまう原因とは?
荒れた手にワセリンを使って、かゆみが出たり、手荒れが悪化してしまう原因として考えられる原因は…
です。もう少し詳しくみていきましょう。
原因①ワセリンを塗った塗らない以前の問題
これは、ワセリンを手に塗ったことが直接的な原因になっていない場合です。例えば…
といった場合には、ワセリンが手荒れを悪化させているわけではなく、手を掻くことによって肌が傷ついたり、食器洗剤の成分に荒れた肌が反応して手荒れが悪化したり、手荒れにアルコールが追い打ちをかけていることが考えられます。
当てはまってしまう方は
等の工夫を行ってみてください。手荒れが快方に向かうかもしれません。
原因②ワセリンの種類がお肌に合っていない
もうひとつの原因は「ワセリンの種類がお肌に合っていない」ことが考えられます。
ワセリンには純度によっていくつかの種類に分けられています。
ワセリンを使って手荒れが悪化したという方は、純度低いワセリンを使用していませんか?純度の低いワセリンを使用すると、手がかゆくなったり、ピリピリしてきたり、ただれたりといったことがあります。
わたしも以前は黄色ワセリンを使っていたのですが、手がかゆくなったり手荒れが悪化してしまった経験があります。

え!ワセリンって肌に優しいんじゃないの?
デマやん!
と戸惑ったんですが、いろいろ調べてみると、純度が低いものは肌に合わないことがあると分かり、サンホワイトを使用したところ、全く刺激を感じるころなく手荒れがよくなっていったんです!
プロペト→白色ワセリンと順に使っていきましたが、わたしは白色ワセリンまでなら大丈夫ということが分かったので、今は白色ワセリンに落ち着いています。
一度、サンホワイトやプロペトあたりを使ってみて、様子をみてみてはいかがでしょう?純度の高いワセリンは赤ちゃんのお肌に使っても安心と言われています。
原因③ワセリンの使い方が間違っている
手荒れにワセリンを使って悪化したという方の中にはこんなワセリンの使い方をしている人はいませんか?
こんな方は、ちゃんとワセリンのメリットが発揮されていないかもしれません。
ワセリンがもっとも手荒れをケアしてくれる使い方としては「手にベールをかけてくれる程度の少量」を「何層にも重ねて」、「ムラなく、まんべんなく塗り込む」のがポイントなんです。
1回の使用でたっぷり塗っても、ベタベタするだけです。気付かぬうちに手や服についてすぐに落ちてしまいます。
ワセリンはベタベタしない適度な量を、手が乾燥しきってしまう前に何度も塗り重ねて、手荒れを乾燥状態にしないことが大切です。
また、手荒れしている肌は乾燥状態で皮膚が硬くなってしまっているので、ワセリンをしっかり塗り込むことで皮膚の細部にまで保湿剤を染み込ませる必要があります。
適当に塗るのは「塗った」ではなく「つけた」になっているかもしれません。
これでは手は乾燥するばかり、乾燥すると手荒れは間違いなく悪化します。
原因④ワセリン自体が合わない
しかし、中にはサンホワイトやプロペトにような純度の高い優しい成分を使用していても、使い方を気を付けても手荒れが悪化してしまう方もいるかもしれません。
そんな方は、体質的にどうしてもワセリンが合わないのかもしれません。
シンプルで優しい成分のワセリンが合わない方は、市販のハンドクリームのほとんども合わないと思います。
より優しく刺激の少ない保湿剤を探す必要があるでしょう。
工夫してワセリンを使っても、どうしてても手荒れが悪化してしまう方
ワセリンを選んでも、使い方を工夫しても、どうしても手荒れが悪化してしまう方は、植物性のシンプルな保湿剤を選んでみてはいかがでしょうか。例えば
などです。驚くほど優しい使い心地ですし、植物の栄養素が手荒れに浸透するので、保湿剤と共に手荒れをダブルでケアできます。
どんな特徴があるのか、少しだけご紹介しますね。
植物性の保湿剤「シアバター」を使ってみる
シアバターとはシアの実から採れた天然の保湿剤です。
高い保湿力だけでなく、抗炎症効果、老化防止、自然治癒力を高めてくれる役割があります。火傷や傷口の治療に用いられることもあります。
わたしも実際にシアバターを使用してますが、切り傷をともなう手荒れはシアバターを塗ると治りが早くなりますよ!
シアバターを使ったケア商品の大御所といえば、ママバター。ほとんどのアイテムにピュアシアバターを使用しています。

中でも100%シアバタークリームはおすすめです!
植物性のオイルを使ってみる
手軽にケアアイテムを使用したいのであれば、植物のピュアオイルを使ってみるのもおすすめです。
オイルは伸びがよくサラッとしやすいので、ワセリンやシアバターのべたつきが気になるという方にもおすすめです。
私が実際に使用して使い心地がよかったのは、ホホバオイルやアルガンオイルです。
こちらも抗炎症効果や自然治癒力を高めてくれるので手荒れに最適なんです。
無印良品のオイルから挑戦してみてはいかがでしょう?
根気よくケアすれば、手荒れはきっと良くなる!
手荒れにもっとも大切なのは「優しい成分」「保湿」「こまめに使える手軽さ」です。
ワセリンはこういった条件を全て満たしている、手荒れケアに最適な保湿剤だと思います。
しかし、選び方や使い方によっては逆に手荒れが悪化してしまうことも考えられるので、少しの注意と工夫が必要です。
また、どうしても合わないという方はワセリンよりも優しい成分の植物性のクリームやオイルを使ってみてくださいね。
手荒れは一度悪化してしまうと、治すのに根気がいりますが、根気よくケアすればかならず良くなります!
この記事が少しでも、あなたの手荒れ改善のお役に立てますように。