
繰り返すニキビに悩んでいる。顔を見ると、白いぷつぷつ、赤いもの、黒っぽいものもあるけど、これは全部ニキビなの?
つぶして早く治していまいたいのだけど、ニキビってつぶしてもいいの?
そんな疑問をお持ちの方に向けてこの記事を書いています。
わたし自身もニキビに10年以上悩み続けていました。
白いものや赤いもの、黒っぽいもの、大から小までいろんなニキビができました(泣
現在では、ほとんどニキビはできなくなりましたが、当時は荒ぶるニキビ達に毎日落ち込んだものでした。
このブログでは、わたしが10年間ニキビ対策を試行錯誤して効果があった方法や調べて有益だった情報をお伝えし、ニキビで悩む方の何らかのお手伝いになればと思っております。
ニキビの原因やその人に合った対処法はそれぞれ違うのですが、それでもこの情報が何らかのいいきっかけをもたらしてくれますように。
まずはニキビの種類についておさらい
ニキビの種類=ニキビの成長過程のことだった!
まずニキビの種類として思いつくものに
- 赤ニキビ
- 白ニキビ
- 黄ニキビ
- 黒ニキビ
なんかがあるかと思います。
実はこれ、それぞれ違う種類のニキビというわけではないんです。
全部同じニキビちゃんです。
それじゃあ、一体なんなんだ!といいますと…
色が違うニキビは『ニキビの成長段階』が違うだけなのです。

元は全部同じニキビだったのね。
ニキビの姿が違うだけかぁ。
そうです!
ニキビの成長段階によってニキビの形状や色が違うだけだったんですね。
それぞれのニキビを詳しくみていきましょう。
白ニキビ
毛穴に皮脂や汚れが詰まって白く盛り上がっているのが白ニキビです。
おでこや頬あたりに白くポツポツしているアイツは白ニキビ。
白ニキビはニキビの出来始めの状態で、まだ炎症は起こっていないので痛みや腫れはありません。

毛穴に皮脂や汚れが詰まって、皮がこんもり盛り上がっている状態です。
黒ニキビ
白ニキビが成長していくと、毛穴からひょこっと皮脂が顔を出し始めます。
ひょこっとなると、皮脂の頭の部分が空気に触れて酸化し黒っぽく変色します。これが黒ニキビの正体です。
まだ痛みや腫れはありませんが、そろそろ悪さをじはじめる予兆があります。
ちなみに「コメド」という言葉を聞いたことがありますか?
コメドはニキビの初期状態で、まさにこの白ニキビ&黒ニキビのこと。

コメド=白ニキビ&黒ニキビと覚えておいてください!
赤ニキビ
赤く腫れあがって痛みをともなうニキビを赤ニキビと言います。
よく巷で「ニキビ、ニキビ」と言われるのはこの部類。
赤ニキビは白ニキビや黒ニキビが進行し、毛穴の中に空気が不足することでアクネ菌が増殖して毛穴が炎症を引き起こしている状態です。
こうなってしまっては手がつけられません…。
なるべく早く収束させなければキッツイ跡が残ります。

赤ニキビの炎症がひどいと、赤紫のニキビ跡が残るよ…。
ニキビ跡は赤ニキビが暴れたあとです。
黄ニキビ
腫れと痛み伴う赤ニキビの炎症が治まると、アクネ菌の死骸が膿としてあらわれます。
この膿が黄色く見えるため黄ニキビと呼ばれるのです。
赤ニキビが黄ニキビになればもう安心。ニキビは終息を迎えます。
ニキビは白ニキビのうちに対処せよ!
お察しの方もいらっしゃるかもしれませんが、ニキビの成長段階をまとめると…
白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビ→黄ニキビ
という段階を経ています。
白ニキビのまま完治することもあれば、赤ニキビや黄ニキビへと悪化していくニキビもあります。
実は、ニキビは白ニキビの時点で治すことができればさほど跡は残りません。
赤ニキビまで成長してしまうと、大小はありますが、必ずといっていいほどニキビ跡が残ってしまうんです。

つまり、ニキビは白ニキビのうちに対処すればいいのです!
白ニキビを撃退する方法には
こういった方法があります。
生活習慣や洗顔の改善に関してはなんとなくわかりますが、ニキビはつぶしてもいいものなのでしょうか?
ニキビはつぶしてもいいの?
ここで本題に入ります。
ニキビはつぶしてもいいのか…?答えは
- 白ニキビはつぶしても大丈夫!
- 赤ニキビは絶対につぶさないで!
- 黒ニキビ&黄ニキビは様子をみて
これさえ守れば大丈夫です!詳しくご説明します。
白ニキビはつぶしても大丈夫!
白ニキビは毛穴に皮脂や汚れが詰まっているだけの状態。
毛穴の詰まりの原因となっている皮脂や汚れを適切に取り出してあげればニキビは消えます。
詰まりの原因さえ取り除いてしまえば、これ以上ニキビが進行することはありません。
つぶすというより皮脂を絞り出すかんじですね!
無理矢理出してしまうと少し跡が残りますが、放置して炎症を起こして赤ニキビになるよりは跡が残りにくいです。
本来であれば洗顔などで自然に白ニキビが解消されるのを待つ方法がおすすめですが、どうしてもつぶしたい…という方は白ニキビのうちなら大丈夫です!

あまりに白ニキビが多い場合だと、つぶすのはおすすめできません。
白ニキビが広範囲にたくさんできている場合、スキンケアや生活習慣が適切でない可能性が高いです。
つぶしてもまたすぐに出来てしまい、意味がないので、洗顔や日々の生活習慣を見直すところからはじめましょう。
赤ニキビは絶対つぶさないで!
すでに炎症が起こってしまっている赤ニキビは絶対につぶさないでください!
実際につぶしてもらうと分かるかと思いますが、つぶしても何も出てきません。
むしろ刺激を与えると炎症が悪化してしまいます。
赤ニキビはなるべく刺激を与えず、場合によっては皮膚科へ行き適切な処方をしてもらいましょう。
殺菌剤の入った軟膏を塗って、絆創膏を貼って触らずに安静にするのがおすすめです。

ばい菌が入ると治りが遅くなるので、なるべく触らないように。
黒ニキビと黄ニキビは様子をみながら
黒ニキビは赤ニキビ1歩手前の状態でもありますので注意が必要です。
つぶしてしまうことによって炎症が起こり赤ニキビへと一気に進行してしまうことも考えられます。
つぶすのであれば白ニキビのうちにするほうがいいでしょう。
どうしてもつぶしたい場合は清潔な手で、そっとつぶしたあと消毒と軟膏を塗って触らずに様子をみます。
黄ニキビもつぶすことによって膿を取り除けますが、炎症が完全に収まっているかどうかの判断が難しいため、あまりおすすめしません。
放っておくと次第に膿は枯れていくので刺激を与えず安静にしておくことをおすすめします。
白ニキビ対策を徹底しよう!
白ニキビは赤ニキビの元になるので無くしておくことに越したことはないのですが、無理矢理つぶしてしまうのはやはりリスクを伴います。
それに取り除いたとしても、白ニキビって次々に出てきませんか?
毎回毎回つぶしていてはキリがありませんし、少なからずお肌に負担もかかります。
なので個人的には、まず白ニキビができないよう(皮脂や角栓が溜まらないよう)な工夫することをおすすめします。
それには…
などが挙げられます。
特に洗顔は白ニキビの防止と撃退に効果的です。
しかし、どれだけ徹底していても、その日の体調などによって白ニキビはできてしまいます。
そんなときの応急手段として「白ニキビをつぶす」という方法を活用するといいと思います。
わたしの少量の白ニキビであれば、ニュッと角栓を出しちゃいます。
つぶす際にはくれぐれも清潔に気をつけてくださいね。