
美容院でマスクはつけたままでもいいのかしら?どうしてもマスクをつけていたいんだけど…。
最近では新型コロナウイルスの影響もあり、ほとんどの人が日常的にマスクをつけていますね。
他にも花粉症、ニキビやアザ、コミュ障、すっぴん。
いろんな理由で美容院の施術中でもマスクをつけていたいことがありますよね。
今回はマスクをつけたまま美容院を利用できるのか、どうすればマスクをつけたまま美容院を利用できるのかをお話します。
ちなみに筆者は美容院で働いていた経験があるので、美容師時代の体験を元に書かせていただきますね。
という感じです!
も少し詳しく知りたい方は、読み進めてみてくださいね。
ちなみに、この記事をご覧の方は、現状での美容院の利用を心配されている方も多いと思います。
「【マスクだけじゃダメ!】美容院で「お客さんがするべき」新型コロナウイルス感染対策を元美容師がご紹介」もあわせてどうぞ!
美容院でマスクをつけたままなのはOKだけど…
美容師の本音としては、マスクは外してほしい
見出しの通り、美容院では基本的にはマスクをつけたままでも大丈夫です!
しかし、美容師さんの本音としては
出来れば施術中は、マスクを外してもらったほうがありがたい…
これが本音だと思います。
というのも、施術がとてもしにくくなってしまうからです。
ただし!今は新型コロナが流行っているのでむしろマスクは推奨!
ただしこれは通常時のお話。
2020年現在では、新型コロナウイルスなど流行っていますから、マスクをつけたままでいても確実に文句は言われません。
むしろ感染予防のために、マスクをつけたままの状態のほうがありがたいと感じる美容師さんも多いと思います。

今はほとんどの美容院でマスクの着用をお願いしているそうですよ
美容師さんはマスクをつける?つけない?
美容院に行った際、美容師さんがマスクをちゃんとしてくれているかどうか気になっている方も多いのではないでしょうか…?
わたしの実体験を元にしてご説明しますと、従来であればお客さんに足して失礼という考えから
マスクは着用しない方針をとっている美容院が多かったです。
接客業ってどうしても、そんな風潮がありますよね…。
しかし、今は新型コロナウイルスが流行っているためマスクの着用を心掛けている美容院がほとんどのようです。
しかし、中には従来の価値観を守ってマスクを着用していないお店もあるかもしれません。
なので、美容院に行く際には事前に「美容師さんがマスクをつけていてくれているか」確認することをおすすめします。
※とはいえ、しばらくは美容院の利用を控えることも必要かもしれません…
また、マスク以外にもウイルス感染を防ぐアイテムはあります。
首からかけるウイルスプロテクターや
胸ポケットに挿して使用するものなど。
こういったアイテムを併用すると、より安心できるのでおすすめです。
ちなみに、私の知り合いの美容院では、お店側がこういったプロテクターを用意していて、お客様につけていただきながら施術しているそうです。
美容院でマスクをつけるデメリットとは?
美容師さんからすると、出来ればマスクは外してほしいという本音があることを先程述べました。
筆者が以前働いていた美容院でも、マスクをつけたままのお客さんには「マスクをお外ししていただけませんか…?」
と最初に一声かけるようにしていました。
マスクをつけたままだと、お客様にとっても美容師にとっても、ちょっぴり不都合なことがあるからです。
美容院でマスクをつけたままだと、どのようなデメリットがあるのでしょうか?
マスクが濡れたり、汚れるから
美容師が行うシャンプーは、耳の裏までしっかりと洗い流すようになっています。
マスクのヒモが耳にかかっていると、確実に濡れてしまいます。
また、カラー剤やパーマ剤がマスクのヒモやマスク本体に付着してしまう可能性もあります。
マスクが汚れるだけならまだいいのですが、マスクに付着した薬剤が顔についてしまい、皮膚がかぶれてしまう危険も…。
中にはマスクが汚れたり、皮膚がかぶれたことにクレームをつけてくる方もいらっしゃるので美容師さんも敏感になってしまうのですね。
マスクが施術の邪魔になるから
マスクをつけたままでいると、櫛や髪の毛がマスクに引っかかることで切りにくくなったり、切り残しが生じたりします。
実際、けっこう邪魔に感じてしまう方が多いんです…。
腕の経つ美容師さんの中には、マスクがあっても問題ないよというプロフェッショナルな方もいらっしゃいますが、全員がそうではないのです。
マスクをつけたままだと仕上がりのイメージを掴みづらい
美容師さんは、お客様の顔や頭、時には全身のシルエットのバランスを考えてヘアカットを行います。
顔の形やパーツの位置や表情などを確認しながら、具体的な仕上がりをイメージするので、よりお客さんに似合うヘアスタイルを提供できるのです。
なので、マスクで顔が見えないと、少し仕上がりのイメージが掴みにくいことがあるかもしれません。
特に新規のお客さんの場合、顔や表情が全然分からないままでの施術は難易度が高いと思います。
美容院でマスクをつけたままでいたい時におすすめな方法
美容院でマスクをつけたままでいたい方は、次のようなひと手間で施術中でも安心して過ごすことができます。
施術される美容師さんにとっても、ありがたい気遣いなのでぜひ参考にしてみてください。
予約の際にマスクをつけたままでいたいと伝える
美容院に予約を入れる時に「マスクをつけたままでいたいんですが…」とお店に伝えておくと安心です。
もちろん細かな理由は言わなくても大丈夫ですが
- 花粉症がひどくてマスクをつけていたい
- 諸事情でマスクをつけていなくてはならない
- 風邪気味なのでマスクをつけていたい
といった理由を言えば、美容院側は快く承諾してくれるでしょう。
美容師さんも心づもりができるでしょうし、断られた場合には違う美容院を探すこともできます。
マスクの替えを持っていく
マスクをつけたままで施術を受けると、必ずと言っていいほど汚れてしまいます。
替えのマスクを持っていき、施術後にマスクを取り換えれば、元のマスクがどれだけ汚れても問題ありません。
人前でマスクを交換したくない方は、お手洗いへ行って取り換えるといいですよ。
マスクが汚れる施術の時だけ外す
マスクを節約したい、替えのマスクを忘れた!そんな方は、マスクが汚れる施術の時だけ外しましょう。シャンプー、カラー、パーマの時だけマスクを外すという手もあります。
ちなみにシャンプーの時には、フェイスタオルを顔に被せてくれるお店もあるため、マスクが無くてもストレスなく過ごすことができますよ。
布マスク/手作りマスクはつけないほうがいい!
最近では手作りマスクや洗い替えできる素材のマスクを利用される方も増えてきていますが、カラーやパーマ施術を受けられる方は使い捨てのマスクを必ず使用するようにしてください。
カラー剤やパーマ液でマスクが汚れてしまうと、汚れや色落ちのリスクがあるからです。
特にカラー剤は洗剤を使っても落ちなかったり、脱色してしまったりする可能性もあります。
お気に入りのマスクは、美容院に行く時だけはガマンして、使い捨ての不織布マスクを利用してくださいね。
行きつけの美容院を見つけておくと便利!
今回ご紹介したひと手間を加えるだけで、美容院でマスクをつけたままだとしても、自分も美容師さんも気を遣うことなく過ごせるのではないかと思います。
毎回事情を説明したり気を遣ったりするのが面倒だという方は、「行きつけの美容院を決めておく」こともおすすめです。
行きつけの美容院をつくる方法は、『失敗しない美容院の選び方を元美容師がお教えします』でもご紹介しているので参考にしてみてくださいね。
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